2年ほど前からジョギングを続けています

きっかけは「体力維持」とかそのようなものだったと記憶していますが、ジョギングを続けているうちに興味の幅が広がり、 トレイルランニングや軽登山そしてハーフマラソン出場など休日を持て余すことがほとんどなくなりました。

ジョギングやマラソン、登山の良いところは 「マイペースで続けられる」 というところではないでしょうか。ひと昔前ですと どこか専門的なトレーニングを積んだ方がされるスポーツといった印象でしたが、最近は 「市民ランナー」 や 「山ガール」 などの言葉に代表されるように日本でもいよいよ個人レベルで自由に楽しむことができる時代になってきましたね。

私の朝は ‘早朝ジョギング’ からはじまります。

朝刊が配達されるぐらいの時間に起床し、朝食後のモーニングコーヒーを飲みながら新聞をゆ〜っくりと読み終え ‘じゃ、そろそろ走るか…’ という気分になったところでジョギングにでかけます。あせらず&無理をせず が私のペースなのです。

幸いにも自宅から5分ぐらいのところの山のふもとに森林公園があり、そこが私のジョギングコースとなっています。四季折々の景色が楽しめ、とくに早朝の森林はフィトンチッド効果が満喫でき気分爽快です。

毎日走っているといろいろな人と顔なじみにもなります。

ノルディックポールを軽快につきながら楽しそうに歩いている主婦2人組、なぜかいつも木の棒をくわえて散歩をしている犬、毎日手に少しのごみを持ち帰ってくるご老人(たぶん落ちているゴミを拾っておられるのでしょう) などなどいろんな人に出会います。

「おはようございま〜す!」や「今日もお元気ですねー!」など元気に挨拶を交わしながら走っています。

そんな風にして私の朝はスタートします。朝の30分は自分の体との対話の時間でもあり、体調を整えそして元気に事務所へ向かうのです。

早朝ジョギングを始めてから 体調に気を配るようになりました。それとともにアルコールを控えたり食事にも気を遣うようになり早寝早起きの健康的な生活を送るようになりました。

朝早く起きることで一日のスタートが涼しいうちに始められ、夜も早く就寝するので電気もあまり使用しません、体調も良くなり休日も外に出て汗を流している時間が多くなり家の中でガンガンエアコンをつけっぱなしということも少なくなしました。

つまり、早朝ジョギングは節電につながる ということなのです。

節電をしなければならない今年の夏こそマイペースで続けるマイ・サマータイムと名うって

良いことずくめの早朝ジョギングをぜひ皆さんも始めてみてはいかがですか?

 

ちなみにもう一つ… ジョギングを始めてから体重は5キロ減をずーっとキープしています。ホームページの私の写真はそれ以前のものでちょっとポッチャリしてますねえ。プロのカメラマンに撮って頂いた写真なのでなかなか差し替えづらくって…そのままにしています。あしからず。

 

 

 

先日、NHKの「日曜美術館」という番組で田中一村(たなかいっそん)が特集されていました。

田中一村は‘日本のゴーギャン’と言われ知る人ぞ知る画家で、50歳で奄美大島に渡りその生涯を島で終えた孤高の画家です。最近は、自伝映画が公開されたり展覧会が開催されたりと人気が出てきています。

私は学生時代から奄美大島が大好きで、奄美の自然に魅了された一人です。当時まだあまり観光地化されていなかったので、手つかずの南国の自然がとても素晴らしく夏毎に訪れていました。今でも何年かに一度は行きますが、郷土料理、碧くすみきった海、南国ならではの人々の温かさなど魅力は尽きません。

10年ほど前だったと記憶しています…、泊っていた宿の方が「ここから10分ほどのところに立派な郷土資料館や田中一村美術館などがある公園が出来たんですよ〜」と教えてくれて何気なく訪れたのです。そこで田中一村という画家を知ることになりました。

田中一村は栃木生まれで幼少のころから絵の才能があり、東京芸術大学に進み画家への道へ入ります。同期には東山魁夷などそうそうたる顔ぶれだったそうです。同期の画家たちが次々と支持者の賛同を得ていく中で、自信作の落選などを突きつけられた一村は永住の地を求めて旅をし奄美大島へ渡るのです。

奄美では質素な一軒家に住み、人々と交流を持ち、庭で育てた野菜と味噌などを食べ生活していたそうです。そんな生活のなかで精神が研ぎ澄まされ安定し、自分自身の中で昇華させ独自の素晴らしい芸術をつくりあげました。

田中一村の絵には迫力があります。枠からはみ出んばかりの大胆な構図・南国の強烈な光と影のコントラスト・鮮やかな色彩でアダンやアカショウビンやソテツなど奄美の自然が多く描かれています。

一村の生き方を知るにつれ、大自然の生と死を偽りなく真正面から描いた彼の絵に引きこまれる人も多いそうです。

今、千葉県の美術館で田中一村展が開かれていて大盛況だそうです。

独特な筆致や強烈なメッセージが、私たちが生きていく上での羅針盤になってくれているような、そんな気がします。

 

 

 

最近、『 医療と介護の連携 』 という言葉を目にする機会が多いです。それには問題や課題もたくさんあります。介護会社に役員として携わっていたり、医療機関を専門とする会計事務所の所長をしていますのでとくに気になる言葉です。 

先日、監査役をさせていただいている介護会社が運営する有料老人ホームを訪問してきました。 朝の10時に最寄りの駅で他の監査役お二人と待ち合わせほぼ半日じっくりと見学&お話を伺うことができました。

普段の監査や税務の仕事とはちょっと違う1日でした。

高齢者の方々の人口は年々増えております。にな現在65歳以上の人口が5人に1人、15年後には3人に1人なるという予想もあります。

そのようななか、高齢者を介護する施設系サービス、特別養護老人ホームや有料老人ホームは不足してるのが現状です。
本当に望まれる介護サービスとはどのようなものなのか… 施設を利用されている方、運営事業者双方がベストな形を探っているというのも、もう一方の現状です。
そんな問題意識をもって訪問させていただきました。

その施設は、箕面市の駅近くにあり環境も交通の便もよい立地条件にあります。

訪問して最初に気づいたのは、挨拶がとても心地よく交わされているということでした。

きちんと相手をみて、今自分が相手に何をすべきかをきちんと考えておられ、それがこちらに伝わってきました。

利用者の表情から、体調などいろいろな情報を察知し適切な行動をとるというのは、介護職の方に言わせれば当たり前かもしれません。しかし、その様子を見ていると、優しさとはこのようなことをいうのだなと、頭が下がる想いです。

案内してくれたのはケアマネージャーの女性の方でした。利用者のケアプランを作成されておられるからかもしれませんが、利用者一人一人の情報をとてもよく把握されています。「同じような行動でも、利用者の状態によっては違うシグナルを発している場合があるので、毎日毎日の積み重ねが非常に重要なんです。」 とおっしゃっていました。

さらに、「その情報はスタッフ全員にきちんと共有される必要があり、マニュアルをまもるのは当然ながら、万一の漏れがないよう現場の工夫に力を注いるんです。」とも話しておられました。

利用者の動線を意識し、特に車椅子での移動がスムーズにいくような工夫も随所にみられました。

印象的だったのは、休憩スペースで一人外を眺めて座っておられる利用者に、スタッフが優しく肩に手を当て話しかけていた姿でした。目の前にいる利用者のためになりたいと懸命なスタッフがいました。

日本もいよいよ高齢化社会の時代に入りつつあります。介護保険制度ができて10年経ち確実に業界の形が出来つつある!と実感した一日でした。

高齢化社会に向けて、自分の生活の中で “身近なことから”・“出来ることから”はじめていこう!と気持ちを新たにしました。

さらに、専門家として “今求められていることは何か”・“出来ることは何か” 考えるとても良い機会になりました。

 

 

 

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